時計/計器用防水リング:「小さなサイズ+高い要求」が特徴。
精密時計・計器用防水リングの共通点:
- 寸法が小さく断面が薄いため、公差に敏感
- 限られた組み立てスペースと不十分なリードイン・コーナーにより、傷がつきやすくなっている。
- 防水等級に対する明確な要件と一貫性に対する高い要求
共通出願場所
- クラウン/ノブ周辺
- 裏表紙/裏表紙端面
- 計器ハウジング嵌合面
- 透明カバー周辺部
選考ポイント(実践編)
1) 寸法と公差
- 主要な寸法は個別に表示することが推奨され、試験方法も合意されている。
- 小さな部品は、金型の状態や工程の変動に影響されやすい。
2) 硬度とフィット感
- より良いフィット感が必要:中程度の硬さが一般的
- 耐押し出し性の必要性:クリアランスや圧力が高いほど硬度が高くなる。
3) 表面品質
- 金型のパーティングライン、バリの高さはシーリングに直接影響する
- シール面近辺の欠陥は、さらに厳しい管理が要求される
4) 組立リスク管理
- 十分なリードインコーナー/シャンファー
- 必要に応じて適合する潤滑剤を使用する。
- ねじりや圧着を避ける
これらの製品で漏れの原因となる頻度が高いもの:傷+圧縮不足+寸法変動。
推奨される検証方法
- 寸法一貫性のためのサンプリング(重要寸法CTQ)
- 組み立て検証:キズやズレについて
- 防水検証:浸漬/水圧/気密を目標レベルに合わせて行う(顧客基準による)
- 温度サイクル:高温および低温サイクル後の再試験
よくあるご質問
Q: 同じリングでも、漏れずにフィットするものと漏れるものがあるのはなぜですか?
通常、公差の積み重ねによる圧縮の違いや、組み立てキズが原因。
Q: 「よりソフト」になることで雨漏りを解決できますか?
必ずしもそうではない。柔らかい方がフィットする場合もあるが、傷や押し出しの影響を受けやすい場合もあるので、構造とともに確認する必要がある。